Summer Class is almost over
Posted on August 13, 2007
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2ヶ月前に始まったSummer Sessionもあと数週間を残すところでもう終わりだ。夏のセッションは毎年どんどん楽しくなってくる。おそらく自分もアメリカの高校生とのつきあい方がだいぶわかってきたのだと思うし、学校のプログラムもだいぶ改善されたのだろう。
今年受け持った生徒さんは、人数が少なかったがずいぶんと才能のある子が集まった。もちろん、みんな某Aセンター志望の子たちである。生徒さんのほとんどが地元のアーケディア・Highの子たちだったのだが、なんとハイスクールでもGraphic Design Classがあるらしい。一般の高校のGraphic Designのクラスなんてと思うかもしれないが、やっていることをみるとMuseum exhibition のBrochure, ticket, advertising, logo, などかなり真剣なレベルの高いクラスのようだ。イラストレーターのスキルもなかなかのものである。
そのスクールの生徒さんの間で最近ちょっとしたことを発見した。
ハイスクールでグラフィックのクラスをとり、うちの学校でさらにポートフォリオを作る。クラスメートで顔見知りのはずなのにお互いいっさい喋ろうとしないのだ。挨拶もしないし、それどころか完全無視という状態だ。なかでも二人の女の子、リリーとタラはどちらも才能のある女の子で二人ともモデルのような子たちでとってもいい子。なのにお互い冷戦状態でときどきお互いの作品をこっそり盗み見ているのを目撃すると、みているこっちが緊張するのだ。
高校生はいろんなプレッシャーにかられているんだとつくづく思う。もちろん社会人になった自分自身もいろんなプレッシャーはあるが、やはり高校生は大学と将来と大人の分岐点という一番矛盾が多い時期で複雑なのだと思った。
クールティーチャー
Posted on June 9, 2007
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数年前、うちの学校がカレッジとして始めたとき、主婦の人やキャリアチェンジのおじさんなどが生徒の大半を占めていた頃、自分はめちゃくちゃ大人気先生だった。中国人や台湾人の中年から高年の方ばかりのなか、自分は彼らの子供と同年代の日本人先生として、彼らからしてみればアメ人先生よりも接しやすかったのかわからないが、とにかく自分は彼らにモテモテであった。ぶっちゃけた話、クリスマスなんかはリッチな中国人主婦の方から家族のディナーに誘われたり、賄賂(主にファッションアクセサリーなんかだが)をたくさんもらったものである。
しかし、学校は何もわからずお絵描き教室が発展して、専門学校のようなvocational schoolに発展したばかりだったので、生徒が多くなるといろんな問題が出てきた。とくに、中国系の移民が多かったおかげで、学校のプログラムを卒業したから学校側が仕事を生徒に支給してくれると思っていた人が多く、そうでないとわかった彼らは団結してストライキをやったり、中国系のメディアがきてさんざん批判をしたりと大変な時期があった。恐るべし、共産国の価値観の違いである。
結局、カレッジとして州から正式に認めもらうまでものすごく時間がかかるので、認めてもらえるまで、スクール、高校生の塾もどきとしてファンクションすることにし、現在のPortfolio Development Schoolとして学校は変わってしまった。月日が経ち、先日ようやく州からカレッジとして運営をしていいという認定をいただいたので、おそらく夏を過ぎた頃にまた、カレッジとして年配の方中心なCareer Development Collegeクラスを増やす予定だ。もちろん、先生のトップに立つのは自分。なにせ学校側も、自分がAdult Studentに人気があるのを知っているからだ。学校というのは先生の善し悪しで生徒が続けてくれるかくれないかに大きく懸かっている。
高校生の生徒が増え始めた頃、今までの年配の方の生徒さんと違ってずいぶん戸惑った。高校生はみな、こっち生まれのAsian Americanで、自分の英語がアメリカ人にイライラさせない英語なのか不安だったし、高校生のような一番複雑な時期の子らとどう接していいかわからなかった。元々子供が苦手だったのもコンプレックスだった。アダルトの生徒さんのときは、自分が一番若かったので、彼らのプライドをキヅつけないようにしながらも、カリスマ性を持たなければいけない。小さい子供だと、とにかく軍隊のようにしないと、子供をまとめるのは大変である。そして、高校生のときは、まず、クールじゃなきゃいけない。じゃあ、クールって何なのかって話である。
高校生を教え始めた頃、まだ勝手がわからず必死だったときカリスマ性が大事だとばかりに厳しくやっていた。案の定生徒から嫌われて、デザインのクラスがクビになった。ところがほかの先生にやらせると、作品の質が落ちたので学校側も生徒の好き嫌いで先生を選ぶのは間違いだと気づき、自分にそのクラスが戻ってきたのだが、自分も反省してやり方を変えそこから2年、だいぶ学んだと思う。
クールな先生。それはもちろんジョークをいったり、彼らの興味のあることにup to dateで話が通じることも大事かもしれない。でも何よりも高校生の複雑な環境や心境に自分も同じ目線でたってあげないと心を開いてくれないことがわかった。 高校生は進学や人間関係、恋愛など大人になる家庭で一番ストレスの多い時期なのだ。だから、そのストレスをわかってあげて、自分が一番やりたいことを見つけさせるのも大事だし、なおかつ自分のクラスをとることによって目標の大学に行ける安心感も持たせなきゃいけないのだ。
今学期、突然クラスに途中から入ってきた子、アニーはAdvertising Major。みるからにぶすーっと膨れっ面をしてクラスにきたのだが、とりあえずアイデアが大事だからとスケッチをさせたら、意外にもなかなかのアイデアマン。それでも彼女は自分が何をやっているのかあまり理解できていないのか不平不満をいってきて多少手こずったが、なんだかんだとクラスにはちゃんとくるし、まじめなようだ。ところが、カウンセラーがやってきて彼女は相当の問題児なのよ。と耳打ちしてきた。どうやら彼女は文句ばかりでさんざんいろんなクラスにたらい回しされている状態らしい。でも結構まじめな感じだし、そのまま放置していたのだが、最近だんだん彼女が自分になついていることに気がついた。そして、来セメはグラフィックデザイナー的なプロジェクトがやりたいといってきたのである。何となく充実感を得た瞬間であった。
高校生を教え始めて2年。今年の夏期講習で一日中彼らとプロジェクトをやるのが楽しみだ。
Quark vs InDesign
Posted on May 31, 2007
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コンピューターのOSをレストアする前、学校のQuark Xpressをこっそり持ち出してインストールをして使っていたのだが(爆)、restoreした後に、またインストールしようとしたら、 registerしないと、デモしか使えなくなってしまった。。。というわけで、仕方がなくInDesignを使い始めたのだが、ぶっちゃけ悪くないっていえば、悪くない。しかしこのまま、InDesignを使い続け、Quarkを使わなくなってしまうのはQuark Certified Expertとしては許されないこと。とりあえず、今回のバージョンはスキップして、新しいのがでたら買うしかない。しかし、クオークとインデザインの違いはなんであるのか気になったのでサーチしたらこんなのがでてきた。
http://www.creativepro.com/story/feature/20604.html
以前、フリーランサーのデザインナーが登録して仕事をもらえるエージェンシーみたいなところにお呼ばれしたのでインタビューに行ったことがあるのだが、Quark Certified Expertであることには目もくれず、ほとんどの会社はInDesignを使っているから(そっちのエキスパートが欲しいの、とでも言いたげに)と冷たく言い放された。クオークとイラレが使えてインデザインが使えないわけないだろ!と怒鳴りつけてやりたかったが実際デザイナーじゃない、人事部の人にそんなことを言っても通用しないのでやめた。
どのみちこの先、売れ行きがいい方が生き残るのだろうからもう少し様子を見ないといけないが、 一番の問題は、お互いのファイルをお互いのソフトで開けるようにしてもらわないと、もしどっちかが製造中止になってしまったら過去のファイルが開けられなくて大問題である。
アメリカ進学事情
Posted on May 20, 2007
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日本人の高校生がお受験に必死になっている頃、アメリカの高校生はどうしているかというと結構こっちも大変である。日本の場合は入試試験ということでその場で発揮される力が実力ということになるのだろうが、アメリカの場合は試験ではなく普段の生活を考慮する場合が多い。つまり成績やSATなどはもちろんのこと、ボランティアに参加して地域の活動をしているかとか、学校のクラブ活動などでどんなことをやっているかとかそういったことが大事になってくるらしい。アメリカの学生も結構大変なのだ。それに加えSupplemental Portfolioといって自分のほかの才能をアピールしなければならずアートもそのうちの一つえある。勉強だけできてもだめなのだ。なのでうちの生徒もアートスクールにいくのは半分くらいで残りは普通の大学でビジネスメジャーなどを目指している子が多いのが現状だ。
そんな訳で、うちの学校のようなビジネスが繁盛するのだが、もちろん入ってくる生徒は95%アジア系。この場合アジア系といってもおもしろいことに日本人はほとんど対象になっていない 。日本人生徒がほとんどいないのだ。なのでほとんどが中国系、韓国系で親が子供がいい大学に行くことに命をかけている。うち学校は月謝が高いのに、1セントでもケチる中国人が惜しげもなく授業料にお金を払うのだ。
もちろん、人口的に中国系の方が 多いといってしまえばそうかもしれないが、それだけのファクターではないだろう。まず第一に日本人でアメリカに移住してくる人はそういった教育ベースのステータスのしがらみから解放されたいのか、それとも日本人の意識が変わってきて、もはやお受験には固執していないのだろうか。
第二に中国経済上昇の恐ろしさがここに現れている。はっきり言ってアメリカにいる中国系韓国系は金持ちが多いのだ。そして泣けることにアメリカにいる日本人は貧乏が多く大学の学費まではでてもお習い事に数万ドルは使えない。日本人の金持ちもビバリーヒルズにはすめないとたとえができてしまっているが、他のアジア系は住めるくらい経済力に差が出ている。
話しはずれてしまったが、そんなアジア系のリッチな高校生は高校に行った後、SATの特訓のクラスや特技を身につけるお習い事をいきまくり、うちの学校でアートを勉強し、ボランティアやクラブ活動でFund Raising に精を出す。 自分も7days a week働きまくり愚痴をこぼしたくなるが、Multi-talented or skilled な彼らをみていると怠けて入られない。
